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燃ゆる花「曼珠沙華」

こんにちはHoryです。
今回は彼岸花(ひがんばな)別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」を紹介します。

実は、この写真を撮りにいったのは良いのですが・・・、この撮影場所は2019年から閉鎖となっていました。敷地は私有地と言うことで立ち入り禁止となっていて、すでに門が閉じられていましたので、外からの撮影しか出来ませんでした・・・( ノД`)シクシク…
・・・っという事で、泣いてもしょうがないので、望遠レンズ(Panasonic : LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 ASPH. POWER O.I.S.)で撮影してみました(*´▽`*)

・・・良かったぁ~持ってきておいて・・・(;^_^A アセアセ・・・

秋の彼岸の頃に咲くので「彼岸花」と呼ばれるこの花は、別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、学名からリコリス・ラジアータと呼ばれる中国原産の花です。
日本では、田んぼの畦(あぜ)や道端、墓地等に群生しているのを見かけますね。

彼岸花」の名は、秋の彼岸頃に急激に花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花が開花することから彼岸花と呼ばれるようになったとする由来があると共に、別の説では、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもあるらしいです・・・ちょっと怖いですね(>_<)
実際に、有毒な多年生の球根性植物であるので注意が必要です。
また、食用は一般的には危険であるが、毒を抜いて非常食とすることもあるので「悲願の花」という解釈もあるのです。

別名である「曼珠沙華」の名は「法華経」などの仏典に由来し、梵語(サンスクリット語)で「赤い花」または「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味から名付けられたそうです。
法華経序品では、釈迦が法華経を説かれた際に、これを祝して天から降った花(四華)のひとつが曼珠沙華であり、花姿は不明だが「赤団華」の漢訳などから、色は赤と想定されていて、四華の曼陀羅華と同様に法華経で曼珠沙華は天上の花という意味もあるのだそうです。

学名の属名である「リコリス・ラジアータ」は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの一人「リコリス」からとられ、種小名(しゅしょうめい)「ラジアータ」は「放射状」の意味で、花が完全に開いたときに放射状に大きく広がっている様子に因んでいるのです。英語では「レッドスパイダーリリー」または「スパイダーリリー」などの花名があるのです。

【朽ち果てた木に・・・なんか「彼岸花」が似合うというか・・・】

日本では各地方のみで通じた異名が派生して、別名・地方名・方言は数百から1000種以上あるといわれているそうです。
「葬式花」「墓花」「死人花」「地獄花」「幽霊花」等・・・不吉な・・・
・・・あまり縁起のいい名前ではないですね・・・(;´Д`A “`

・・・でも、そんな不吉な名前を持つ「彼岸花」がなぜ日本全国に咲いているのでしょうね?
しかも土手、堤防、畦(あぜ)、道端、墓地、線路際など人手の入っているところに自生しているのです。特に田畑の縁に沿って列をなす様に咲いている姿は見事な景観をなしているのです。
なんだかんだ言っても、この花の美しさを広めようとしたのかもしれませんね。でも、土に穴を掘る小動物(モグラ、ネズミ等)を避けるために有毒な鱗茎(球根)をあえて持ち込み、畦や土手に植えたと推測する意見もあることから、モグラ等の 害獣対策として、田の畦に植栽されたのかもしれませんね( ゚Д゚)

彼岸花は、特に湿った場所に好んで咲き、山間部森林内でも見られる場合があるが、これはむしろそのような場所がかつては人里(里山)であった可能性を示すのです。仏教に由来する花であり、原種が彼岸の9月頃咲いたことから、かつては墓地や寺院などの周辺に植栽されている場合も多かったそうです。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、これからは冬に向かっていく季節になりますね、だんだんと寒くなる季節の変わり目です。皆さんコロナもそうですが、風邪にも十分注意してくださいね(*´▽`*)

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