
こんにちはHoryです。
今回は前回「奥四万湖」の紹介に引き続き、群馬県吾妻郡中之条町四万の「四万温泉」街の近くにある「四万の甌穴群」を紹介します。
「甌穴(おうけつ)」とは

川底や河岸の岩石面上にできる円形の穴で、「ポットホール(pot hole)」、または「かめ穴(かめあな)」などと言われるのです。
(※上部写真で云うと右側に「丸く穴」が開いているのが見えます)
河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による浸食のためにくぼみとなり、このくぼみの中に小石等が入ると渦流によってその小石が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大するのです。
その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなり、その結果、甌穴が地表に見られるようになるのです。
穴の直径及び、深さとも数センチメートルのものから数メートルの物までその姿はさまざまで、底に磨耗した小石が残っている物もあるのです。
美しい「コバルトブルー」の水

見て下さい、この美しい「ブルー」を!!
実は「コバルトブルー」は「春」限定みたいで、春先の「雪解け水」が流れ込んだ時に「コバルトブルー」になるみたいです。季節によって色の違う「ブルー」になるようで、私が四万に来て写真を撮った8月後半はこのように「緑」掛かった「青」みたいですね(。´・ω・)?
だから「奥四万湖」は「エメラルドグリーン」に見えたのですね・・・(;^_^A アセアセ・・・
とても神秘的な場所


この「四万の甌穴群」を見ているとなんか日本じゃないような、「秘境」に来ているのかと錯覚する感じに陥ります。とても「神秘的」に感じる場所です。


このように道路側だけでなく、階段がありますので河川まで降りてくることが出来ます。ただし、階段が終わると岩場になります。滑りやすいので運動靴等動きやすい靴で行く事をおすすめします。

アクセス
【電車】JR中之条駅から関越交通四万温泉行きバス・四万甌穴前下車すぐ
【車】関越道渋川インターチェンジからR17を新潟方面へ進み「道の駅こもち」の一つ先の信号「白井上宿」を左折、R353を「中之条町・草津・四万」方面へ、さらに「中之条町」まで来たら「四万」方面に進みます。(渋川インターチェンジより約1時間)
【駐車場】四万の甌穴群の駐車場には「森のカフェ【KISEKI】(キセキ)」がありますのでこの「森のカフェ【KISEKI】)(キセキ)」を目標に来ていただければ大丈夫ですよ。
お宿の紹介
【じゃらん】四万温泉 積善館(佳松亭積善・積善館山荘)
こちらは創業325年の歴史を誇る重要文化財の宿「積善館」です。ジブリアニメ「千と千尋の神隠し」に出てくるような旅館です。
ぜひ旅の思い出に・・・(*´▽`*)

