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「アルキメデスの大戦」を読んで・・・

こんにちはHoryです。
今回はマンガ「アルキメデスの大戦」を紹介したいと思います。

「アルキメデスの大戦」とは

「アルキメデスの大戦」とは三田 紀房(みた のりふさ)氏が描く漫画(マンガ)で、「第二次世界大戦」が始まる前の段階・・・「数学の天才」と云われる主人公の「櫂 直(かい ただし)」が旧日本海軍の各々の軍人の思惑から莫大な建造費が掛かる新型戦艦建造計画こと「戦艦大和の建造」を阻止する為、自前の計算能力を駆使して縦横無尽に活躍を始めるところからスタートするのです。

「アルキメデスの大戦」から見る視点

「アルキメデスの大戦」は「戦艦大和」及びその当時(第二次世界大戦)の時代背景を描いているマンガや小説としたら異例かもしれませんが「戦闘描写」がほとんど無いのです。
・・・いや、あるにはあるのですが、面白い事に「アルキメデスの大戦」は一般的な軍人の「用兵」側からの視点ではなく、「軍艦」や「戦闘機」など旧日本海軍兵器開発・製造・生産計画について「行政」側からの視点で、当時の技術戦略と人間模様をテーマにしたフィクション作品となっているのです。(※「アルキメデスの大戦」20巻まではです。私はまだ20巻までしか読んでいないので今後は「用兵」側からの視点も出てくるかもしれません。)

この本を読んで・・・

「アルキメデスの大戦」は当時の日本の「兵器開発能力」や「技術力」及び「生産能力」そして「用兵側の兵器の運用方法の変化」をあらわしていて今までに無い視点からの物語の進め方に「機械好き」の私にとってグイグイ引き込まれるマンガです。これからも続くので読み続けようと思います。

そして、この「アルキメデスの大戦」を読んでいて、ふと脳裏に浮かんできた小説があり、それは昔読んだ本で「戦艦大和誕生」です。

小説「戦艦大和誕生」

この「戦艦大和誕生」は、今までほぼ「どんぶり勘定」的に建造を進めていた「軍艦(船舶)」達に対し「西島技術大佐」がいかに「戦艦大和」を効率良く合理的に建造を進めることが出来るかを描いた小説であり、現在日本の工数統制等の「生産管理」や正式化及び標準化における「品質管理」の原型を作り上げた人物と言っても過言ではないでしょうか?

この本も読むと面白いですよ、「生産管理」や「品質管理」の考え方の勉強になりますし、効率を良くするにはどうしたら良いかのヒントを教えてくれる本です。

是非、興味のある方は読んでくださいね(*´▽`*)

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